『僕は…近藤さんのためなら死ぬことだって出来る…僕は近藤さんに生きて欲しいんだ‼︎…グッ…ゴホッゴホッ…ゲホッ…‼︎』



ボタタ…




『総司…‼︎』



咳と共に吐血をした。




『……大丈夫。僕は死ぬのは怖くない。刀だってまだ握れる。近藤さんを撃った奴を斬りにいく。』



そう言ってフラフラとおぼつかない身体で部屋を出ようとする。




私はキレた。




『……いい加減にしろ、総司。今のお前に何が出来るんだ。そんな身体で行ってもすぐやられるだけだろうが‼︎』




『じゃあどうすればいいんだよ‼︎近藤さんは伊東の残党に撃たれたんだよ?僕が行かなくて誰が行くの?近藤さんを撃った奴を殺したいんだ…‼︎』




『それはみんな思ってることなんだよ‼︎』