忍魂〜夜桜が散る夜に〜





私達は一足先に
油小路で待機していた奴らに報告した。




『伊東が店を出た。もうすぐくるだろう。』




『分かりました。ありがとうございます。』




そして私達は屋根の上で
様子を見ていた。




『ふんふんふーん♪』




そこに鼻歌を歌いながら
伊東が来た。




『今だ‼︎』



大通りに差し掛かった瞬間、
四方八方から待機していた新選組隊士が
伊東を襲った。



『な、何なのよ‼︎これは…ぎゃあぁぁぁ‼︎』




伊東は斬られ命を絶った。