私と山崎は暗闇で待機していた。 『伊東さん‼︎送りますよ。』 『あら、ありがとうございます。でも結構ですわ。すぐ近くですので…』 『そうですか…では、道中気をつけてお帰りください。』 『はい。それでは…』 伊東は1人で帰っていった。 少し離れて見ていた土方が 私達の方を見た。 それを合図に私達は駆け出した。