忍魂〜夜桜が散る夜に〜





私と山崎は暗闇で待機していた。





『伊東さん‼︎送りますよ。』



『あら、ありがとうございます。でも結構ですわ。すぐ近くですので…』




『そうですか…では、道中気をつけてお帰りください。』



『はい。それでは…』




伊東は1人で帰っていった。




少し離れて見ていた土方が
私達の方を見た。




それを合図に私達は駆け出した。