それから私は少し離れた場所の 縁側に腰掛けた。 一息ついて、 『何だ?土方。ついてきてる事は分かってんだ。』 『……さすがだな。山崎から聞いただけある。』 『………私が忍という事か?』 『そうだ。』 『で?どうするんだ?』 『……お前、監察方に入るか?』 『…………は?』 『だから、監察方に入るかと聞いてるんだ。』 『……………。』