忍魂〜夜桜が散る夜に〜




『大丈夫だよ…ゴホッゴホッ…』



『………言っただろ。私には嘘つくなと。』



『…ふっ…まあ、ちょっと辛いかな…』




『……そうか。ごめんな…総司…。私は何も出来ない…お前の病を治すことも出来ない…私は何のためにこの時代にきたんだよ…守ると誓ったのに…』




『ゴホッゴホッ…こころ、君は僕と恋仲になってくれた。女に興味がなかった僕に好きという感情を思わせてくれた。そして何より真っ先に僕に心を開いてくれた。ゴホッ…僕は幸せだ。』



『総司…』




『おいで?』




『………っ…』



私は涙を流しながら
総司の腕に包まれた。