忍魂〜夜桜が散る夜に〜





そしてその日の夕餉。



幹部だけで宴会。


私は女中として
酒を運んだり水につけたり…



平隊士の前のみたいに振舞っていた。





チャポンッ


ガチャ…




『……ねぇあなた。』



『………っ…はい?』



『ただの女中ではなさそうね。』




『え?』



『あなたは何者?』




『……………。』




バレたのか…?