『………やっぱり君は長州の者だったんだね。』




『……お、沖田様!?』



普通の浪士だと思ってた沖田が
新選組の羽織を着て現れて
多恵はすごく驚いていた。



『……沖田…』




『……ねぇ、誰に手を出してるのか分かってる?』




『え…?』




『僕は新選組1番組組長 沖田総司。あの子は新選組監察方 藤咲こころ。……君たち、覚悟は出来てる?』




チャキッ



沖田は鞘から刀を出した。



沖田は笑ってるけど目は笑ってない。



マジでキレてる時だ…