忍魂〜夜桜が散る夜に〜





『こころちゃん、単刀直入に言うけど僕を避けてるよね?』



ほら来た。



『別に避けてなどいない。』




『嘘だね。そんな急に仕事が増えるのはおかしい。一体何を考えてるの?』



『…………お前には関係ないだろう。』




『関係ないかも知れないけど気にはなるよ。』




『………………。』