そして、私は何も分からないまま
買い物に出掛けた。




『大根と…葱と…芋…そして魚。』



足りない食料を買い込んだ。



『………ん?』




屯所に帰ろうと振り返ると



近くの甘味処に沖田がいた。




『おき……』



呼ぼうと思ったがやめた。



団子を食べてる横に
女がいたから。




2人は笑っていて
すごくお似合いだった。