忍魂〜夜桜が散る夜に〜





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夜。




『近藤さん、気を付けてくれよ。』




『分かってる。トシこそ気を付けろよ。』



『あぁ。じゃあまた後でな。』



『そうだな。……皆の者、出陣‼︎』



『『『おぉ‼︎』』』



『……藤咲。』



私も行こうとすると
土方に話しかけられた。




『無理をするなよ。何かあったら逃げろ。』



『バカめ。私の思考には逃げるという選択肢はない。』



『そうか。それがお前らしいがな。』