忍魂〜夜桜が散る夜に〜





『山崎ー。』



『来たか。入り。』



山崎の部屋にはいる。



『相変わらず物騒な部屋だな。』



『うるさいわ!早よ怪我見せー。』



『ん。』



私は袖を捲り、腕を見せた。



『うわー…えらい痛々しいな…ほな消毒すんで。ちょっと染みるから我慢しいや。』



『うん。』



すると、消毒薬を染み込ました
布を傷に当てた。