『僕は斬る事しか出来ないけど仲間を斬るほど腐ってはないから。』



『………言葉を変える。私は沖田さんの刀で新たな仲間の傷を付けてほしいんだ。……安心させてほしい。あの忌まわしい記憶から…』




『………分かりました。』




沖田さんは少し考えた後
刀を鞘から抜いた。




私は左腕を出した。




すると腕にそっと痛みが走った。




血が流れてくる。