忍魂〜夜桜が散る夜に〜




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夕方になるまで私は橋の上にいた。




『……戻ろうかな。』



『どこにぜよ。』



『!?』



自分以外の声が聞こえて
私は勢い良く振り向いた。



『………誰だ?』



『おお、すまんすまん。わしは坂本龍馬ぜよ!おまんはなんて名前だ?』



『……藤咲、こころ。』



すると龍馬は少し黙った。