私もついに人殺しになるんだ…



あいつと同じになるんだ…



第二の親を殺すんだ…



『………お梅お母さん、行きます…』




『……こころ、今までありがとうな。娘に殺されるなら本望や。生きてや、こころ。ほんでありがとう。芹沢はんの元へ逝かせてくれて…さいなら』



『……っ…うわあぁぁぁ‼︎』




グサッ




ドサッ…




お梅お母さんを殺した。



私はあいつと一緒になってしまった。




『……………。』




ザアー…



雨が降りだして、
私の身体は濡れて行った。