忍魂〜夜桜が散る夜に〜





『芹沢はん‼︎芹沢はん‼︎』



『……お梅…』



『芹沢はん‼︎』



芹沢さんは薄っすら目を開けて
お梅さんを見ていた。




『…お梅…すまぬ…』



『嫌や…‼︎芹沢はん‼︎死なんといてぇや…』



『……こころ…お…主は…生きろ…』




『………っ…』



『さらばだ……お梅…愛していたぞ…』



『芹沢はん…‼︎』



芹沢さんは息を引き取った。




お梅さんは涙をボロボロ流して
泣いていた。