「...ねえ。いいかげんどいてくれない?」 私は、自分が置かれている状況に気がついた。 「やーだ」 何なのこいつ... てか、 「あの、『爽やかサッカー王子』は、どこいったのよ。」 『爽やかサッカー王子』とは、コイツ、相沢陸の肩書きと言ってもいくらいのものだ。 。