最悪彼氏×最悪彼女



隼人、そんな顔しないで。



あなたは私に幸せをくれたのに。

悲しみを与えてごめんね。




こんな、最低な女でごめんなさい。



「行ってこい。」


隼人は、私の目を見てそう言う。




かっこいいよ、隼人。




ごめんなさい、隼人。




「ありがとう、隼人。」




そう、私は隼人に告げて、振り向かずに絢の..陸の元へ向かった。