「相沢がどうかしたのか?」 私は、そこでやっと正気に戻った。 「分かんない...。けど..」 そこで、私は気づいた。 隼人の目が、違う。 「相沢か、俺。どっちか選べ。」 いつになく、真剣な顔。 隼人の言った意味は分かってる。 ここで、私が絢の元へ行けば、陸を選んだことになる。 もう、隼人との幸せな時は、一生ないだろう。 私は、どうしたらいいの? 。