最悪彼氏×最悪彼女



「何も分かんないくせにッ...。最低ッ。」



そう叫ぶ絢に、クラスのみんなの視線が集まる。



「もう、関わらないで。」



泣きながら、絢はそう呟く。


「私こそ、関わる気ないし。人殺し。」



冷たい目で、私は絢に告げる。



絢は、静かに教室を出て行った。