最悪彼氏×最悪彼女



「まあ、いいじゃん...。
 俺ら...恋人...なんだし?」



最後の声は消えそうになるくらい、小さかった。

けど、陸の顔が赤い。


「ふふっ、そうだね //」




私、幸せだ。


たぶん、私の顔のほうが、赤いだろうな...。