二人を切り裂く黒い罠

奈落の底に吸い込まれて朽ちていく

儚い絆で結ばれた魂と魂が

遠い未来を誓った証と供に消えていく

乾いた涙の痕を追っても取り戻せない

悲哀の雨に濡れながら佇むだけ




激しい怒りを秘めた瞳

魔窟の奥に追い詰められて悲鳴を上げる

忍び寄る濃厚な匂いに汚された心が

奪われた恋に揺れ動く俺の叫びと供に

薄れいく光の中で復習を誓い荒れ狂う

嵐を呼んで届けよう地の果てまで