「ダメ!帯だけ片さないなんて可哀想じゃない!この冷血漢!」 ………。 なんだこの帯に対する優しさ。 帯を片すか片さないかだけでなぜ俺は冷血漢呼ばわりされなきゃいけないんだ……。 凪原はフンッと怒ったように鼻を鳴らし帯を引き出しの中に閉まってしまう。 …………ああ…余計なことを。