足掻いてる間にも、霞は背後に迫っていて。


「くそ…」

俺は霞の横をすり抜け、祭壇の裏に隠れた。

布で隠れてる部分に負傷した凪原を寝かせ、とりあえず上着で形だけの止血をして俺はいったん祭壇を出る。


あいつの注意を凪原から離さなければ…。


霞は俺がいた扉に斧を突き立て、それを引き抜こうとしていた。