「この屋敷の見取り図とかないの?」 「ないんじゃないか?そもそも家人が自分の家で迷ったらダメだろ」 「でもばかでかいし…」 「まぁ確かに客人が迷わないように見取り図とかは必要だよな…」 開ける扉を片っ端から開けてそれっぽいところを探す。 こんな悠長にしてる場合じゃないのに…。 ふと、その時だった。