気持ち悪い。 今まで必死に我慢してたものが、今さっき一気に流れ込んできた。 目を閉じればあの狂宴が浮かんでくる。 俺はあの光景を忘れることは絶対に出来ないだろう。 「北見…大丈夫?」 俺はゆるく首を横に振った。 意識がゆっくり遠退いてくのを感じる。 俺はそれに抗うことなく、今この惨劇から逃れるために意識を落としていった。 「北見!!?」