少女が入っていった部屋は広間のようで中心に囲炉裏が燃え尽きた状態で放置されていた。



雷の音がここまで響いてくる。

壁の高い位置に窓があり、そこから雷光が差し込んできた。



広間の屏風には血やあの人型の影があり、その量は他のどの場所より多い。


ここでいったい何が…。






“助けて……もう、殺したくない………”