私は死に物狂いでこの書庫に逃げ込んだ。


どういう事か入口は塞がれており、どうやっても開くことはない。


あの少女に見つかってしまった。

私はじきに殺されるだろう。

斧で無惨に殺され、ただ血と影を残すだけ。


この書庫には様々なヒントが残ってる。



どうかこの村に迷い混んでしまった人がいるならば、私の遺品をひとつでも、家族のもとへ返してくれ。


そしてどうか、この悲しい惨劇を終わらせてほしい。


私の名は天野