その言葉に、俺はハッと気づいた。 まさか彼は、俺たちと同じようにこの村に迷い混んでしまった人なのか? そしてここから出るため村を探っていた人物なのか? よく見れば彼は登山者のような格好をしてる。 だか斧女は、非情にも斧を振り上げ言い放った。 “……コノ村カラハ…逃ガサナイ…………” ザシュと嫌な音がして男は鮮血にジャンバーを染めながら倒れていった。