しかしその男性だけは、他の被害者とは違った。


彼は斧女に気づき、ひどく怯えたようだったが、やがて落ち着き口を開いた。


”………羅刹か“


羅刹?そういえば、あの男女もそんなことを。


”私は…この村に害なす存在ではない“

“知りたいのだ…過去、この村で何が起こったのか”

”気を害したなら…すぐにこの村を出る……そう。私は……ここから出たい。家族のもとへ“