俺は小走りになって彼女に追い付こうとする。 すると女子生徒はキョロキョロと立ち止まったかと思うと突然右の茂みに飛び込んだ。 「あ、…あっ!ちょっ、待って!」 俺は慌てて走りだし彼女と同じように茂みに入る。 その時、俺の視界にピンク色の何かがよぎった。 「と、…」 思わず立ち止まり、それを手で掴む。