「バスの中でもらったものだけど…」


俺が差し出したのは、白い袋だ。

表紙には『white』とだけ書かれており中はクッキーのようなものが入ってる。


涙を引っ込め、凪原は穴が開くほど袋を凝視する。

「い、いいの?」

「いいって。俺腹減ってねーし、それ1枚しかないしな」

「……………」