なんで、なんで神崎がここにいるの? 「こいつは、俺のなんだよ。触んな‼︎」 ドキッ 神崎は 私のカバンと、自分のカバンを持って 教室をでた。 階段を降り、下駄箱まできたら、 ドンッ 痛っ! 背中には、壁 前には、神崎。 ドキドキ、心臓がうるさい。 「お前は、加藤が 好きなのかよ。」 「えっ」 「やっぱ、なんでもねぇー 帰んぞ。」