関わらないで。 私に、私に...。 「俺は、お前がイジメをするような 奴じゃないって、知ってるから。 だから、アイツらとつるむのやめろ。」 知ってるから? 何、それ...。 「私のことなんか、何も知らない くせに 知ってるようなこと 言わないで!」 本城に向かって、叫んで 手を振り払う。 さっきより、強く下唇を噛み締める。 教室にいき、自分のカバンを 荒くとった。 「どこいくの?」 「帰る。」 サツキに、答え教室を... 学校を出て家に帰った。