幸せ家族【短編】




「さっきの、もっかいやって?」


「え?」


さっきの…とは?


「キスだよ、キース」


そう言いながら、あたしから離れて代わりに隣に座った。


それも向かい合うような形で…


「して?じゃないと機嫌、直さないから」


「えー、やだよ、恥ずかしいもん…」


優希はプイッとそっぽ向いてて、あたしはうつむいていた。