突如割り込まれたその声に、私は目を見開く。
声のした方――つまりは部屋のドアの方へ目を向ければ、案の定。
「な、なんで・・・・・・ヒカルがいるのよっ!?」
ダークブルーの髪と黄金の瞳の、彼が平然と立っていた。
ヒカルはコテッと首を傾げる。
「だからさ、なーんでそんなヒステリックなわけ?」
「別にあなたには関係ないでしょう?!」
・・・ヒステリック起こした原因があなただということは置いておいて。
「うーん・・・まぁ、確かにな。
アンリがカルシウム不足だろうが、俺には関係ねーな。」
あっさりと笑うヒカルにうんざりしつつ、私は再度問いを口にした。
「・・・・・・なんでここにいるのよ?
ココはシレェ家の屋敷で、あなたのような一般人が気軽に入れるところではないのよ。」
――そう。
整った容姿を持つコイツがヒカリの双子の兄だからといって入れる場所じゃない。
シレェ家の警備は厳しく、くぐり抜けることは困難。
なのに、どうしてコイツがここにいる?
声のした方――つまりは部屋のドアの方へ目を向ければ、案の定。
「な、なんで・・・・・・ヒカルがいるのよっ!?」
ダークブルーの髪と黄金の瞳の、彼が平然と立っていた。
ヒカルはコテッと首を傾げる。
「だからさ、なーんでそんなヒステリックなわけ?」
「別にあなたには関係ないでしょう?!」
・・・ヒステリック起こした原因があなただということは置いておいて。
「うーん・・・まぁ、確かにな。
アンリがカルシウム不足だろうが、俺には関係ねーな。」
あっさりと笑うヒカルにうんざりしつつ、私は再度問いを口にした。
「・・・・・・なんでここにいるのよ?
ココはシレェ家の屋敷で、あなたのような一般人が気軽に入れるところではないのよ。」
――そう。
整った容姿を持つコイツがヒカリの双子の兄だからといって入れる場所じゃない。
シレェ家の警備は厳しく、くぐり抜けることは困難。
なのに、どうしてコイツがここにいる?



