どうしたらいいですか?

「・・・はぁ!?あ、会いたくて・・・・・・はぁ!?」


ずざざざざっと後ろに下がりながら叫べば、ヒカルは目を丸くさせた。




「え・・・そんな驚くとこか?」


「っ・・・う、うるさいっ!!!」



みっともないほど、うろたえているということは、分かってるわよ!

だけど言わないでくれたっていいじゃない!




「つーかさ、マジでガチで会いたくて・・・」


ぼんやりとした口調で呟くヒカル。




ドキドキドキドキ・・・

し、心臓うるさいっ!ちょっとは静かになさい!


頬!何熱くなってるのよ!

熱くなる必要なんてないでしょ!?



あんたたちっ・・・主人を何だと思ってるのよ!!!




半ギレになっていると、ヒカルが真っ直ぐに私を見つめた。



日の光にキラキラ輝く黄金の瞳。

真っ直ぐな視線に、息が詰まるほどドキドキする。






「・・・アンリ、お願いだ。」

どこか切羽詰ったような声。


心臓、うるさいって言っているでしょう!?