狼クンとの恋日記②

楽しくもあり気まずくもあるランチタイムはすぐにやってきて…。




「じゃ、頑張れファイト琴葉!」




何故か愉快そうに見送る舞亜に押され私は泰斗の居る屋上に向かった。




ワイワイと皆が楽しむランチタイムの中、私だけがどんよりと屋上に向かう。




普段3階は通らずに近道…抜け道を通るけど今日は遠回り気分で
3階、3年生の教室前を通る。