恋の花





なんでこんな苦しいんだろう



授業中、私はずっと考えていた



きっと、
あの日


閉じ込められた私を助けてくれたのが

勝吾くんだったから

優しい言葉をかけられたから、

少し気になってるだけ……


「間宮」


きっと、そう……


「間宮」


ん?

「間宮」


「うわあ先生…
すみません」

慌てて席を立つと
教室から笑いが起こる


考え事してたせいで

名前を呼ばれたの気づかなかった


「なにボーッとしてんだ、早く

この問題解いてみろ」


「ああ はい…」






今日の私はこんな調子で、
学校が終わる頃には疲労でいっぱいだった