あれから一週間、二週間と日が経っていき
夏休みが終わってしまった
「やっほー、結衣!」
「おはよー!紗綾」
通学路を歩きながらいつもの会話をする
「でさー、田辺くんとはどうなの?」
紗綾が興味津々で聞いてくる
「どうって……」
「ラブラブなの?毎日メールしてる?」
「うん、してるよ
夏休み中も、
佑真は私がバイトの時間外にメールしてくれるし
バイト先にも会いに来てくれるし」
話してると恥ずかしくなる
「って、私の話はいいよ、紗綾はどうなの?彼氏いないの?」
「実は、、、彼氏できた!」
「え!誰?」
「同じクラスの坂田くん!本屋さんで偶然会って、意気投合して!」
「へえ、良かったじゃん!あっ、噂をすれば」
校門の前で坂田くんが立っているのが見える
「紗綾、行ってきなよ
坂田くんが待ってるよー!」
私は紗綾の背中を押す
「ごめん、結衣」
謝りながらも笑顔が溢れている
紗綾は走って坂田くんの元へ向かった
