結香「もう夏休みだね~。部活三昧だけど」


悲しそうな笑みを漏らしながら話しかけてくる結香。
今日終業式で、部活もないから夏休み、最初で最後の4人で遊ぼうってことで遊園地に来た


華「だからウチらが最後に遊園地行こうって提案してあげたんじゃん!」



「最後って…。まだ始まったばっかりなんだけど…」



ふふっと笑いながら返す


それにしても今日は暑い
マンガに出てきそうなくらいキレイな空。
制服ベタついてて気持ち悪い



美夏「カッコイい人いっないかなー♪」




美夏…あんた、1人だけ目的違うし、しかも彼氏いるでしょうに…





『ここにいるけど?カッコイい男なら。ねー?美夏ちゃん?』





美夏の知り合いかな?って思って後ろを見ると




美夏「げっ…慎吾くん…。あははっ、奇遇だね、偶然会うなんて…ははっ…」




あぁ、この人確か、合コンのときにいた…、美夏の彼氏。




慎吾「皆さん、お久しぶりです。」






こんな喋る人だったんだ…



華「久しぶり~。今日1人?」




慎吾「いや…、この前のメンバーで…」






『わーり!慎吾!飲み物混んでてってあれ?華じゃん!』




続々と現れたのは

華「隼人っ!!それに、駿さんに裕理さん。」





駿「あれ?みんな何やってんの?」




裕理「げっ…」




裕理、あからさまにイヤそうな顔しないで。
私だってイヤなんだから…




しかも…



姫香「裕理ぃ、誰?この人たちぃ」





え。。。
この状況
もしかして、いや、もしかしなくても一緒に回るパターンだよね?うん。




しかも私だけ




ぼっちじゃん