「何?!」



『既に警察には追放しました』



「これで終わりだ!!」と言って白衣の中から銃を出して潤に銃を向ける。



『!…へぇ~』



「…撃つぞ!」





栗山は、カチャと引き金を引いて潤の頭に突き刺す。




潤は、栗山の足のすねを思いっきりゴツと蹴った。




栗山は痛いと言って手から銃を手放す。




『よし今だ!はぁ――――!』




そして潤は栗山を背負い投げした。




ズドンと栗山は床に投げ倒されて気を失っていた。



海斗はと言うと…気を失ったふりをしていた。



海斗はその間小声で栗山に気付かれない様に警察に電話した。




海斗は潤にアイコンタクトした。




「潤大丈夫か?ケガはない?」



『うん大丈夫…』



ちょうどいい時に警察がきて栗山は警察官に取り押さえられてその場で逮捕された。




君たち大丈夫?と警察の人に声を掛けられた




「俺は大丈夫だけど…椿が…」



潤の顔が赤くなっているのに海斗は気付いた。




『大丈夫…ですこれ…刑事…さんに…これ…渡し…といて…くだ…さい』と言って警察の人にボイスレコードを渡す。





そして潤は、気を失った。



潤は家に運ばれた。