早瀬くん、好き。





「んなもん、自分の女をみすみす他の男と2人っきりにできっかよ」








なにこれ。
私今なら鼻血ブーッして死ぬかも。






「…早瀬くん。

本当に大好きぃーーーっ♪♪」






もう嬉しすぎてヤバイよ。本当に。








「はいはい。

…いいから行くぞー」






ん?

なんかスルーされた?


それは彼女になっても変わらないんだね。



ま、早瀬くんらしいけどねっ♪




「あ、ちょっ、待ってよー!」




私を置いてスタスタ行ってしまう早瀬くんを追いかけて校舎裏へと向かった。