【黎人SIDE】

南海ちゃんから、連絡をもらって、焦った。

紗南が倒れてる…。

なんで、なんにも言ってくれなかった?

やっぱり、俺じゃ、頼りないのか?

救急隊「先生!あとは、お願いします。」

運ばれて来た、紗南はものすごくやせ細っていて、今にも死にそうだった。

左腕を深く刺された後があったから、目立たないようにぬった。

紗南は、左利きだから、左腕に刃物が刺さることなんてない。

何があったかは、知らないが、俺は、紗南の治療を終えて、紗南の病室である、集中治療室にいる。