【黎人SIDE】

俺の膝の上に頭をのっけて、寝ている、紗南。

紗南は極度の心配症。

だから、今回の件でかなり、体力を使って、いただろう。

俺は、紗南を姫抱っこし、ダイニングのソファーに運んだ。

その時に、紗南の体重が前に姫抱っこした時よりもかなり軽くなっていることに気づいた。

俺は、紗南をソファーにおいたあと、紗南の大好きな、味噌汁をつくってあげる。