土手からは、駅に向かって歩く列が出来ていた。
そんな中、私達はまだ土手に座っている。
動く気分じゃなくて、花火の余韻に浸っていたのだ。
特に何を話す訳じゃなくて、無言で座っている2人。
多分、歩く人からは迷惑がられて居ただろうね。
やがて人が居なくなり、私達の様な居残り組みが数組居るだけで、いつもの閑散とした潮見川に戻っていた。
「キレイだったね」
先に沈黙を破ったのは、珍しく私。
「ああ、久々に間近でみたよ」
「そっか」
数事交わしただけで終わってしまう会話は、特に珍しい事ではなくて、逆にそれが落ち着いたりする。
「あのさ、翔に未練とか無い訳?」
「えっ?なに、いきなり……」
いきなり現実に戻されて、アタフタしてしまう。
「もう平気なのか?」
「う、うん。何か良く分からないけど、大丈夫だったりするかも。なにせ、付き合ってたの3日間だからね」
苦笑いしながら、軽く自虐ネタになりつつある【付き合った期間・3日間】
又、ムダにネタが出来ちゃいました。

