『拓也くん……私は…拓也くんの特別になれないの?』 相澤がオレを見て言う。 『相澤…。オレは最初から実里だけだよ…。実里しか愛せないよ』 すると相澤は、オレと実里を交互に見て、静かに教室を出ていった。 『……拓也くん…』 実里がオレに近づく。 『ありがとう』 そう言って微笑んだ。 『え? 何が?』 『何でも良いから! 拓也くん ありがとう!』 すると、次は大樹に近寄った。