「お前が契約結ばねぇって言うなら、
この写真、学校中にバラまいてやるから。」
「はぁ!?ま、ままま待ってよ!」
スマホを制服のポケットの中に戻しながら、
ニヤリと微笑むこいつ。
↑(もはやこいつ呼び)
あ、悪魔だ…この男……。
どうしてあたしがこんなに全力で焦っているのかと言うと、
この学校はアルバイトをするのを校則で禁止されているから。
もし、隠れてしているのが見つかったりしたら
最低でも………
「…バレたら最低でも、停学一週間。
もしくは、最悪な方向に進むと…まぁ停学一ヶ月ってところだろうな。」
そう、絶対停学をまぬがれることはできないの!
…って、あれれ?
「それあたしのセリフなんだけど!?」
「知らねぇって!それにさっきからうるせぇ!!」

