こんな調子で私は彼の要求を拒んでいた。 さすがに良くないと感じている。けど、どうしても受け入れられない……。 「ミエル、最近タクに対して厳し過ぎないか?」彼が寝静まった後、父さんが心配そうな様子で私に声を掛ける。 「君がタクの為に突き放しているのは解るがあんまりやり過ぎるのは―……」 「違うっ! 違うの……私、私……」 真向かいに座る父さんを直視出来なくて私はテーブルに目を落とす。