妄想世界


汰翔が寝てる時
眠れなくて外に出た

刹那さんに会いたくて
「刹那さんに会いたいよー」

と叫んだ

すると後ろから「お呼びでしょうか?」

「刹那さん」

「あなたが望めば
私はいつでも現れる」

「便利ね」

「それで、どうかなさいましたか?」

「元の世界に戻れるの?」

「さぁ、戻りたいのですか?」

「茉李さんと汰翔と一緒に」

「そうですか…」

刹那さんは考えこみ口を開いた

「この世界は望めば何でも
答えてくれる。それなのに不満?」

「不満…ってより寂しいです。何か」

「そっか。
この世界は望めば答えてくれる

良くも悪くも、あなたがた次第」




刹那さんと呼び掛けようとしたとたん
パッと目の前から消えた