『………………っえ! ひとめぼれぇ!? しろ、夜にひとめぼれだったのぉ? …汐たん、ひとめぼれってなぁに?』 嗚呼、コイツの無知さにはほとほとあきれる。 しかし、此処は夜を溺愛する白虎が。 《よる、お前はしらなくてもいいんだよ。》 『うん、分かった。』 抱きしめ合う2人。 何故、この流れで。 まぁ、なにはともあれ、二人の出会いはこんなもので。 白虎は夜邐を溺愛していることが少しはわかっていただけたであろう。